代表取締役 高橋智仁

弊社は、2003年(平成15年)2月に千葉県銚子市で創業しました。なぜ銚子で?とよく聞かれるのですが、人情溢れる街「銚子」で創業したことにも意味があります。
創業時、資本金以外の運転資金は無く、広く知ってもらうための広告宣伝費や、求職者を募るための求人採用費に充てるお金がありませんでした。創業して間もない頃、信用もお金もない中ではありましたが、いただいたお仕事ひとつひとつに没頭し、少しずつではありますが、ご依頼いただけるお仕事の内容が良い意味で変わっていきました。お仕事の依頼だけでなく、就業を希望する求職者からの反響も少しずつ増えていきましたが、いずれも一番大きな要因は口コミでした。

「アイテックは細かい依頼も親身に対応してくれるよ」
「仕事の経過をちゃんと連絡くれるぞ、アイテックは」
「ハローワークに仕事探しに行ったら、まずアイテックに行ってみなと言われた」等々、三方が海に囲まれた銚子は街が狭く、善いと思ったら人に勧める地元ならではの口コミや人の繋がりにも助けていただきながら、お仕事や求職者のご紹介をいただいて参りました。

このような経緯から、場所が変わっても善い仕事を続けていけば必ず道は拓けると思い、千葉支店(千葉県佐倉市)、柏支店(千葉県柏市)を出店し、現在に至っております。今でこそ、ネットの口コミや求人媒体への広告掲載にどれだけ費やせるかで、広告宣伝や求人採用の結果が変わる時代とも言われておりますが、本当の信頼は、実際の仕事ぶりによるものでしか積み上げられないことは、時代が変わった今も不変の事実であると強く感じております。その中でも私たちが行う人材サービスは、企業と求職者のマッチングが成否を分けるものではありますが、サービスの成否が他人任せや偶発的なものではなく、アイテックにお願いして良かったと思っていただけるよう、求人の背景や求職者の望む環境についての擦り合わせに重きを置いて、今後も進めて参ります。

また、日本は少子高齢化という危機的状況にあります。これは一朝一夕では解決できない問題ではありますが、だからと言って指をくわえていては何も変わらないどころか、どんどん悪化していくばかりです。特に最近は、「今日頑張って育て、三日後に収穫する」というような短期志向が強くなってきていますが、今の子どもたち世代や、またその子どもたち世代のことを考えれば、「今日頑張って育てて、収穫は次の世代」となるものを繋いでいかない限り、この状況は決して良くなりません。そして、この打開策のひとつが納税です。就業することで納税ができ、企業も収益が出ることで納税でき、街や地域が潤う。街が潤うことで住みやすい環境が整備され、生活の質の向上から仕事にも集中することができ、社会全体が好循環となっていきます。

私たちは、働くこと全般に対するサポーターです。求人でお困りの企業は勿論のこと、腰を据えて頑張る正社員や、様々なご家庭の事情やご希望に合わせた働き方の派遣社員、新たな仕事にチャレンジしたい求職者の方々を、全力でサポートして参ります。

代表取締役 高橋智仁

私たちが目の前の仕事に取り組む中で、最も大切にしていることは「三方善し」という考え方です。弊社・お客様・求職者で成り立つ仕組みの中で、三者が幸せになれる道を追求しています。
今後も仕事を通じて、多くの方の幸せに携わって参ります。

人材サービス事業部 部長 後盛秀範